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第1回小樽ショートフィルムセッション2009 ノミネート作品の紹介

第1回小樽ショートフィルムセッション2009 ノミネート作品の紹介

公開日時:2010年02月22日  カテゴリー:小樽ショートフィルムセッション2009

第1回小樽ショートフィルムセッション2009

ノミネート作品紹介

応募総数14作品の中から選ばれたノミネート作品(6作品)の概要は、以下のとおりです。

※各作品の受賞内容については、こちらをご覧ください。

ノミネート作品紹介

夏に踊りなさい

○制作/SHORT LIFE(岩内郡共和町)

○スタッフ/
監督・脚本:岩田義昌、撮影・音楽:菅原禎也、音声:青山晃司

撮影・音声補/スチール:山崎七子、演出補:高橋恵子、制作進行:岩田智子

○登場人物/タカヒロ:中田陽一、松井:打矢 崇、姉ちゃん:岩田智子、おばちゃん:小島文子

【作品概要】

「小樽の海に忘れ物をしたから取って来て」

姉ちゃんから最後の願いを託されたタカヒロは、小樽へ向かう。場所は、姉ちゃんと姉ちゃんの元カレ「松井」の思い出の場所だという。

姉ちゃんの忘れ物とはいったい何なのか?

全ての答えは小樽の海に眠る。

おかえりいつか○制作/Studio ONION(札幌市)

○音楽/
作編曲・ボーカル:松倉サオリ、作詞:田形美喜子

レコーディング・ミックス:渡部寿宣

レコーディング:Studio ONION

○映像/
監督:渡部寿宣、撮影:渡部寿宣・今野徹、写真:momozo・ふじいかおり、
編集:渡部寿宣

○登場人物/佐々木 みどり(看護師)役:楳渓 もも子、平塚 怜奈(餅屋)役:藤井 香織

○撮影協力/みなともち、南樽市場、平塚 渉・史子、東小樽病院

【作品概要】

小樽をテーマにしたミュージックビデオ。

楽曲は叙情的なメロディーで、小樽が故郷の人達に、小樽は今も変わらず優しい時間が流れていていつでも受け入れるよと、やさしく丁寧に歌い上げている。

映像での登場人物は、それぞれ直接の知り合いではない二人。二人のごく普通の一日をそれぞれ小樽の情景を背景に描き、同時にさまざまな場面で二人はすれ違っている姿も映し出している。

2人とも小樽で生まれ、働き、小樽で前向きに生きている、今後も生きていく。

小樽での普通の生活こそが幸せである。「小樽で前向きにひたむきに生きる」という自分と同じ想いを持つ人は、生活の中で普通にすれ違っているのかもしれない。最後に二人とも、「おかえりいつか」と誰かに歌いかけている。

ゆりかごのコーダ

○制作/Onuma.Project(札幌市)

○監督/オヌマ愛子

○脚本/アヤセツヅル

○登場人物/三津田敦(男)…作曲家。間久部奈々(女)…フリーライター。北斗真(男)…カウンセラー。

【作品概要】

海外勤務が決まった間久部奈々は、小樽の町を最後の取材場所として訪れる。作曲家・三津田敦を取材するために。

一方の敦は、三年前から東京で病気を煩い、生まれ故郷の小樽町へと療養のため舞い戻っていた。北斗先生という信頼できる精神科医と共に、睡眠療法という治療を行いながら、日々を過ごしていた。

虹がやわらかく現れる蘭島の海で、二人は失ってしまった何か大事なモノを見つけるために奇跡的に出会う。

奈々が鼻歌を奏でるたびに、敦はゆっくりと昔の記憶を思い出していく。それは二人を繋ぐオルゴールと子守歌と記憶の物語。

「ねえ、先生。先生の大事なモノは何か見つかりましたか? 」

アネモネ

○制作/Ozzy(小樽市)

○監督・脚本/越智聖人

○スタッフ/田中千里、米田康則、折原大樹

○登場人物/アサコ…菊地亜沙子、エリカ…西山絵理香

【作品概要】

主人公アサコは、幼なじみからの突然の告白に戸惑っていた。

兄に相談をしようと仕事終わり職場へ出向くが、茶化されてしまい、アサコは素直になれない。そこで見つけた一枚の写真には、アサコが距離をおいていた、小樽の昔の家の近くからの景色が映っていた。記憶以上の美しさに、アサコは数年ぶりに小樽へ訪れるのであった…。

小樽だからこそ映せられるレトロでポップな映像、スタイリング、かわいらしさを見どころとして表現。

ア ストロール ウェイ

○制作/北海道工業大学 放送芸術部

○監督・脚本/生水絵理

○スタッフ/寒河江央哉、山本遥平、葛西 聡、芝原久美子、上田千尋、屋代悠貴

○登場人物/りいこ:生水絵理-札幌出身、札幌育ちの大学2年生。たみこ:芝原久美子-札幌出身、札幌育ちの大学2年生。ちかこ:上田千尋-小樽出身、幼少期に札幌に引っ越し、家庭の事情で本州へ。

【作品概要】

「りいこ」と「たみこ」と「ちかこ」は札幌の大学2年生。ある日、ちかこが突然九州へ引っ越すことになった。ちかこは、昔小樽に住んでいたことがあり、父との思い出の場所があるらしいのだが、幼少期の頃で思い出せないという。りいことたみこは、ちかこのために思い出の場所をパソコンや携帯で探すがなかなか見つからない。そこで2人は、実際に小樽へ向かうことにした。果たして2人は、ちかこの思い出の地を見つけることができるのか―。

悪天候の中、寒さに負けずに演技やカメラに集中した姿も一つの見どころとしている。

カモメ

○監督・脚本・撮影・編集/杉田協士(東京都)

○出演/堀田美姫、堀田圭介、前田正宏、盛 和徳、中高美和、石井孝和、柴田 哲、岡本諭子、酒井春菜、堀田駿平、堀田風太

【作品概要】

小樽から10年前に失踪した堀田(40)から同じ写真愛好会メンバーだった前田(42)に「祝津港に来てくれないか」と連絡があった。前田は悩んだ末に他のメンバーと、かつて堀田の恋人だった美姫(40)と連絡を取り、皆が集まった。

この作品の見どころは、小樽から10年前に失踪した男とかつてその恋人だった女の再会の場面である。埠頭に立つ女が遠く離れた高台に男の姿を見つけたとき、それが男の実際の姿であったのか、女にだけ見えた幻であったのかは、定かではない。けれど女は男に向かって手を振り、ただその離れた場所から、はっきりと男の姿を見つめ続けるのである。

【問い合せ先】
小樽フィルムコミッション事務局
(小樽市役所産業港湾部観光振興室内)
〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL 0134-32-4111 内線451
FAX 0134-33-7432
Eメール otarufc@city.otaru.lg.jp

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